結論:AIには「身元が特定できる情報」と「ログイン系」を入れないのが安全です
結論はシンプルです。AIは便利ですが、初心者ほど「入れない方がいい情報」を先に決めておくのが安全です。
具体的には、氏名・住所・電話番号・メール・免許証/保険証などの画像、そしてID/パスワード/認証コードは入力しない。これだけで事故率がグッと下がります。
※AIの仕様や保存/利用の扱いは変わることがあるので、最新は各サービスの公式案内もあわせて確認してください。
影響:なぜ危ない?「悪用」「漏えい」「特定」の3つが起きやすいから
入力した内容は、サービスによってはログとして保存されたり、品質改善に使われたりする可能性があります(設定でオフにできる場合もあります)。
なので、もし外部に出たら困る情報を入れるほど、リスクは跳ね上がります。特に怖いのは次の3つです。
- なりすまし・乗っ取り:ログイン情報や個人情報が絡むと被害が大きい
- 詐欺・勧誘:家族構成や悩みが分かると“刺さる文章”を作られやすい
- 個人特定:断片情報(地域+勤務先っぽい話など)を積むと特定に近づく
入れてOK/NG早見表:迷ったら「第三者に見られて困るか」で判断
初心者向けに、境界線を表にするとこんな感じです。
NG(基本入れない)
氏名、住所、電話番号、メール、学校/勤務先の固有名、顔写真・身分証の画像、口座番号、クレカ番号、ID/パスワード、認証コード、マイナンバー、位置情報(自宅が推測できる情報)
注意(ぼかせばOKになりやすい)
病歴・検査結果などの医療情報、収入/借金/資産などの金融情報、家族の個人情報、トラブルの当事者が特定できる相談内容
OK(安全寄り)
一般論の質問、匿名化した相談、個人が特定されない範囲のプロフィール(「40代・主婦・関東」など)、公開しても困らない文章の添削
対策:初心者が今日からできる“安全な使い方”7ルール
「これだけ守ればOK」と思うルールを7つに絞ります。
- 固有名詞を伏せる(会社名→「勤務先」、人名→「Aさん」)
- 数字を丸める(年収→「だいたい○○くらい」、住所→「都道府県まで」)
- 画像は特に慎重(身分証・顔・住所ラベルは入れない)
- ログイン/認証情報は絶対に貼らない
- コピペ前に“個人情報チェック”を1回挟む
- 機密は要約して渡す(原文まるごとではなく要点だけ)
- 安全設定(履歴/学習の扱いなど)を確認する
より基本から整理したい方は、こちらも合わせてどうぞ:AI初心者の安全ルールまとめ
入力してしまった時:被害を広げない3ステップ
もし「うっかり入れた…」となっても、すぐに落ち着いて対応すれば大丈夫なことも多いです。
- 該当の会話/履歴を削除できるなら削除する
- 入れてしまった情報が“ログイン系”なら、パスワード変更と2段階認証の見直し
- クレカや口座なら、カード会社/金融機関の案内に沿って早めに連絡
参考:AIで何ができる?安全に使える用途を増やす
「入れない」を決めた上で、できることを増やすのが一番ラクです。AIの得意分野をざっと確認したい方は、こちらで全体像を掴めます。

