結論:家事と暮らしでは「買い物・段取り・書きもの」にAIを挟むだけで十分
AIを使ってみたいけれど、
- 何をお願いすればいいのかわからない
- 家事レベルで本当に役に立つの?
- 毎日続ける自信がない
と感じている方も多いと思います。
結論から言うと、
家事と暮らしでAIを使うなら「買い物・段取り・書きもの」の3つだけ押さえれば十分です。
具体的には、
- 買い物・献立などの「考えるのがめんどうなこと」
- 家事や予定の「順番を決めるのが大変なこと」
- 連絡文やお知らせ、メモなどの「書くのに時間がかかること」
この3つの場面に、AIをちょっと挟んであげるイメージです。
この記事では、主婦・フリーランス目線で
「AIを暮らしに溶かす、ムリのない使いどころ」をまとめていきます。
1.AIに向く家事と向かない家事をざっくり分けておく
まずは、大まかな切り分けから。
AIが得意なのは、
- 情報を整理する
- パターンを作る
- 文章やリストに落とし込む
といった「頭を使うけど手は動かない」タイプの家事です。
逆に、実際に体を動かす
- 掃除機をかける
- 洗濯物を干す・畳む
- 料理を作る
といった作業そのものは、
AIではなく自分がやるしかない部分ですよね。
なので発想としては、
「手を動かす前の“段取り”や“考える部分”だけ、AIに手伝ってもらう」
というふうに分けておくと、使いどころが見えやすくなります。
2.買い物・献立づくりにAIを使う
まずおすすめなのが 買い物と献立 です。
ここは、頭のリソースをかなり使うところなので、AI向きの領域です。
2-1. 冷蔵庫にあるもので「あと何を買えばいいか」相談する
例として、こんな聞き方ができます。
「今、冷蔵庫に
・鶏もも肉 1枚
・キャベツ半玉
・にんじん1本
・たまご2個
があります。
調味料は一通りある前提で、
今日の夕飯と明日の朝ごはんのメニュー案を3パターン出して、
足りない食材もリストにしてほしいです。」
このくらい具体的に伝えると、
- 作れそうなメニュー案
- 追加で買うものリスト
をまとめて提案してくれます。
2-2. 1週間分の「ざっくり献立」をつくってもらう
完璧な献立表ではなく、
「ざっくり枠」だけAIに出してもらうのもおすすめです。
「4人家族(大人2人・小学生2人)で、
平日の夕食5日分のざっくり献立を作ってください。
・月:丼もの
・火:魚
・水:パスタ
・木:肉料理
・金:カレー
のように“テーマ”だけまず決めて、
それぞれの具体案も2パターンずつ出してください。」
こうして「テーマ+候補」を一度出してもらえば、
あとは自分で取捨選択するだけで済みます。
3.家事と予定の「段取り」をAIに任せる
次に効いてくるのが、段取り系の相談です。
- 大掃除
- 模様替え
- 引っ越し前後
- 来客前の片づけ
など、「やることが多すぎて頭がパンクしそう」なときに使うと効果的です。
3-1. タスクを全部出してから、順番と優先度をつけてもらう
まずは、自分で思いつくままに、
「土曜日にやりたいことは、
・子どもの服の入れ替え
・リビングの片づけ
・洗面所の掃除
・ふとん干し
・スーパーで1週間分まとめ買い
などです。」
とタスクを書き出してから、AIにこうお願いしてみます。
「9時〜16時のあいだで無理のないスケジュールに並べ替えて、
余裕を持って動けるように休憩時間も入れてほしいです。」
これだけで、
- やる順番
- ざっくり時間配分
- 休憩のタイミング
まで整理された「1日の段取り表」を作ってくれます。
3-2. 週1の“家事ルーティン表”づくりにも使える
「共働き夫婦+小学生2人の4人家族です。
平日は夫婦ともにフルタイム勤務です。
・毎日やる家事
・週1回で十分な家事
・月1回でいい家事
に分けて、ざっくり家事リストを作ってください。」
とお願いすると、
“全部やらなきゃ”と思いがちな家事を、
「毎日じゃなくていいもの」まで含めて整理してくれます。
4.暮らしの「書きもの」をAIに手伝ってもらう
AIがもっとも得意なのは文章です。
暮らしの中にも、“地味に時間を取られる書きもの”がたくさんあります。
例えば:
- 子どもの学校への連絡帳
- 町内会やPTA、お便りの文章
- 習い事やイベントの欠席連絡
- お礼・お詫びのメッセージ
- 家族への置き手紙、メモ
こうしたものは、
まずAIに「たたき台」を作ってもらってから、自分の言葉を足すとラクです。
4-1. 具体的なシーンを伝えて、下書きを出してもらう
「小学校3年生の子どもが、
熱で学校を休むときの連絡帳の文を考えてください。
先生に失礼がなく、
でもかしこまりすぎない、
日常的なトーンでお願いします。」
このようにシーンを伝えると、
その場に合った文章の下書きを作ってくれます。
4-2. SNSやブログの「書きはじめ」だけ手伝ってもらう
- 日々の気づきをSNSに書きたい
- ブログを始めたいけれど、1文目がなかなか出てこない
というときも、
「40代主婦が、家事や仕事、育児の両立について感じていることを、
優しいトーンで、SNS用に3パターン書いてください。」
とお願いすると、
“雰囲気のもと”になる文章がいくつか出てきます。
そこから、
- 自分の体験を足す
- 言い回しを自分らしく変える
という形で使うと、
「まったくのゼロから考える」よりもずっとラクになります。
5.子ども・家族とのAIとの付き合い方(怖くない範囲で)
AIは家族みんなで使うことも増えていきますが、
そのぶんルール作りも大事になってきます。
5-1. 家族内ルールをシンプルに決めておく
例えば、こんなルールです。
- AIに本名・住所・学校名は書かない
- お金やパスワードの話はAIにしない
- 宿題は「ヒントや考え方」を聞くまでで、「答え丸ごと」は書かせない
このあたりは、
以前作った「AIを怖くない範囲で使うためのルール帳」とも重なります。
5-2. 子どもの“好奇心”には上手に使う
子どもの
- 「なんで空は青いの?」
- 「火山ってどうして噴火するの?」
といった疑問にも、AIは分かりやすく説明してくれます。
ただし、
「AIが言っていたから正解」ではなく、
「AIに聞いてみて、気になったら一緒に本や公式サイトも見てみよう」
というスタンスにしておくと、
「調べ方」を学ぶ道具としても活かしやすくなります。
6.1日の流れの中での「AIの挟み方」
最後に、暮らしの中での“AIを開くタイミング”も決めておくと続けやすいです。
例としては:
- 朝:
「今日やること」をざっくり箇条書きして、
AIに“優先度と順番”を整理してもらう(3分) - 昼:
買い物前に、「今夜・明日の献立案+買い物リスト」をまとめてもらう(5分) - 夜:
その日の出来事を2〜3行メモして、
「軽い日記風に整えて」とお願いする(5分)
このくらいの“ゆるい決まり”を作っておくと、
「使わなくなってしまう」よりも「いつの間にか習慣に」のほうに転びやすいです。
まとめ:AIは「段取りと書きもの」を任せる家事パートナーに
- 家事と暮らしでAIを使うなら、
買い物・段取り・書きものの3つに絞って考えるとムリがありません。 - 手を動かす部分ではなく、
「考える・整理する・文章にする」部分だけをAIに任せるイメージで使うと、怖さもぐっと減ります。 - 家族とのルールをシンプルに決めつつ、
毎日の生活の“すき間時間”にAIを挟んでいくことで、
少しずつ「生活インフラ」に近づいていきます。
AIに振り回されるのではなく、
「私の暮らしのどこを少しラクにしたいか」から逆算して、
ゆるく取り入れていきましょう。
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