結論:AIは便利ですが「根拠が必要な情報」は“確認前提”で使うと安全です
AIは、文章づくりや整理がすごく得意です。
でも一方で、AIは「それっぽく話す」のも得意です。
つまり、間違っていても自信満々に見えることがあります(これが“ハルシネーション”と呼ばれるものです)。
なので私は、AIをこう使い分けるのがおすすめだと思っています。
- アイデア出し・言い換え・段取り → AIに任せてOK
- 料金・手続き・規約・医療・法律など → AIは「下調べ」まで。最終は公式で確認
この記事では、「信じていい情報/ダメな情報」を初心者でも迷いにくい形にしていきます。
※料金や仕様は変更されることがあります。最新は必ず公式情報で確認してください。
影響ある人/ない人
影響ある人
・料金/手続き/規約など、間違うと損する情報を調べる人
・ニュースを見て「結局どういうこと?」を整理したい人
このタイプの方は、AIの答えを“そのまま信じる”のが一番危ないです。
たとえばこんな場面、ありませんか?
- 「解約っていつまでにやればいい?」
- 「キャンペーンってまだやってる?」
- 「この機能、無料で使える?」
- 「法律的に大丈夫?」
ここでAIが1つでもズレると、損したり、手戻りしたりします。
影響が少ない人
・アイデア出し、文章の言い換え、家事の段取りなど“正解が1つじゃない用途”中心の人
この使い方なら、多少ズレても大事故になりにくいです。
例:
- 「冷蔵庫にあるもので献立案ちょうだい」
- 「この文章、やさしく言い換えて」
- 「やることを順番に並べて」
“方向性のヒント”として使うなら、AIはかなり頼れます。
今日やること:信じていい/ダメを分けるチェックリスト
ここからは、私が普段やっている「安全運転のコツ」をチェックリストにしました。
1回覚えると、AIの使い勝手がグッと上がります。
1)数字・日付・料金・規約が出てきたら「公式確認」に切り替える
ここは最重要です。
AIは“数字っぽいもの”をそれらしく言うことがあります。
たとえば、こんな答えが出たら黄色信号です。
- 「月額は◯◯円です」
- 「◯月◯日までに解約すれば大丈夫」
- 「規約でこう決まっています」
- 「罰金は◯◯円です」
やることはシンプルです。
- AIは“候補の言葉”として受け取る
- 公式サイト、公式ヘルプ、アプリ内の説明で確認する
「確認の手間が増える…」と思うかもですが、損を防ぐ保険だと思うと気がラクです。
※仕様や料金は変更されることがあります。最新は必ず公式情報で確認してください。
2)出典(根拠)があるかを見る
信じていい情報は、だいたい“根拠”がセットです。
逆に、根拠がないのに断定していたら要注意です。
チェックポイントはこれだけ。
- 公式の発表(公式ブログ、公式ヘルプ、公式Xなど)に基づいている?
- 「どこに書いてあるか」を示している?
- いつ時点の情報か(更新日)がわかる?
AIに聞くときも、こう聞くと安全です。
- 「それの根拠(公式のどこ)を教えて」
- 「公式ヘルプの確認項目を箇条書きで」
- 「確認すべきページ名やメニュー名を教えて」
“URLを出せるか”より、「どこを見れば自分で確かめられるか」が大事です。
3)断定口調のときほど、逆に疑う
AIの怖いところは、「言い切り」が上手いところです。
たとえば、こういう言い方が出たら一旦ストップ。
- 「絶対に〜です」
- 「確実に〜になります」
- 「〜と決まっています」
- 「100%大丈夫です」
現実のサービスって、だいたい例外があります。
- 国や地域で違う
- iPhoneとAndroidで違う
- プランや契約経路(Apple課金/Google課金/公式)で違う
- 更新タイミングで変わる
なので、言い切りを見たら「条件を絞る質問」に切り替えるのがコツです。
- 「日本のiPhoneの場合は?」
- 「App Store課金の場合は?」
- 「家族プランの場合も同じ?」
4)「自分の条件」に合っているか(国/端末/プラン)を確認
AIの答えがズレる原因で多いのがこれです。
AIは一般論で返しがちなので、“自分の条件”が入っていないと危ないです。
最低でも、この3点はセットで確認すると安心です。
- 国:日本?海外?
- 端末:iPhone?Android?PC?
- 契約:どこで支払っている?(公式/Apple/Google)
具体例を出すと、同じ「解約」でも手順が変わります。
- 公式で契約 → 公式サイト(アカウントページ)に解約ボタンがあることが多い
- iPhoneのApp Store課金 → iPhoneの「サブスクリプション」から管理することが多い
- Google Play課金 → Google Playの定期購入から管理することが多い
この“前提の違い”を飛ばすと、AIが正しいことを言っていても、あなたの状況では間違いになります。
5)不安なら“二重チェック”の質問をする
「なんか不安…」って感覚、けっこう当たります。
そういうときは、AIにもう一段だけチェックさせると安心です。
おすすめの聞き方はこちら。
- 「間違いやすいポイントを3つ挙げて」
- 「この回答が間違っている可能性がある点は?」
- 「確認すべき公式ページ(項目名)をチェックリスト化して」
- 「私がやろうとしている手順、抜け漏れがないか点検して」
AIを“回答者”ではなく、“点検係”にすると事故が減ります。
さらに安全にしたい方は、個人情報の扱いも先にルール化しておくと安心です。
ここは別記事で、初心者向けに「AIに入れていい/ダメ」を線引きしています。
AIに入れていい情報/ダメな情報:初心者の境界線(個人情報の守り方)
補足:初心者が安全に使うコツ
正解が1つじゃない用途(家事・文章)に寄せると失敗が少ない
AIは「正解が1つに決まらないこと」に強いです。
たとえば、こんな用途は相性がいいです。
- 文章の言い換え(やさしく・短く・丁寧に)
- 要点の整理(長文→箇条書き)
- 家事の段取り(やることを順番に)
- 比較の軸づくり(選ぶポイントを先に決める)
逆に、正確さが必要なもの(料金・規約・医療など)は「判断の材料を集める」役にとどめると安心です。
「最終確認は公式で」が一言あるだけで安心度が上がる
AIは便利ですが、すべてを保証してくれる存在ではないです。
だからこそ、最後にこの一言を入れておくと、読み手も自分も安心します。
- 「最新は公式で確認してください」
- 「料金・仕様は変更されることがあります」
- 「不安なら公式ヘルプを確認してください」
特に「ニュース系」の話題は、更新が速いです。
ニュースをAIで整理するときは、読み方の型があると混乱しにくいので、こちらもセットでどうぞ。
ChatGPTのニュースを見たときに見るのはここだけ|結論→影響→対策
FAQ
Q. AIが間違ってるかどうか、どう見抜く?
一番効くのは「危ない情報の種類」を覚えることです。
目安はこの3つです。
- 数字(日付・料金・回数・%)
- ルール(規約・手続き・法律)
- 健康・安全に関わる判断
ここが出たら「公式確認」。
それ以外は“方向性の参考”として使う。
この線引きだけでも、失敗がかなり減ります。
Q. ニュースを読むのが苦手
ニュースって、情報が多くて疲れますよね。
私は「ここだけ読む」を決めるとラクになりました。
- 結論:何が変わる?
- 影響:誰が困る/得する?
- 対策:今日やることは?
この型で読むと、細かい話に飲まれにくいです。
詳しくは、この記事にまとめています。
ChatGPTのニュースを見たときに見るのはここだけ|結論→影響→対策
Q. 個人情報はどこまで入れていい?
私は「入れない前提」で考えて、必要なときだけ最小限にしています。
目安としては、次のような情報は避けるのが安心です。
- 氏名、住所、電話番号、メールアドレス
- ログイン情報(ID/パスワード/認証コード)
- クレカ番号、口座、免許証などの番号系
- スクショに写り込んだ個人情報
「どこまでOKか」を先に決めておくと、毎回迷わなくなります。
境界線を初心者向けにまとめた記事があるので、合わせてどうぞ。
AIに入れていい情報/ダメな情報:初心者の境界線(個人情報の守り方)

