スマホをアップデートしたとき、
いきなり見慣れない画面が出てきて、
「ブラウザアプリを選んでください」
「検索エンジンを選んでください」
と言われる場面が増えてきました。
2025年12月に全面施行される
「スマホソフトウェア競争促進法(スマホ新法)」の流れで、
iPhone・Androidともに
“どのブラウザ・検索エンジンを使うか”を
ユーザー自身が選ぶ仕組みが入ってきているからです。
とはいえ、
- Safariでいいのか
- Chromeにした方がいいのか
- Brave?DuckDuckGo?なにそれ?
…と、迷ってしまいますよね。
この記事では、
「難しいことは抜きで、実生活ベースでどれを選べばいいか」
を、主婦・フリーランス目線で
3つのポイントにしぼって整理してみます。
1.そもそも何が変わるの?「チョイススクリーン」の話
まず、ざっくり背景だけ。
- スマホ新法の対象になっている大手事業者(OSやアプリストアなど)は、
ブラウザや検索エンジンを自社だけに固定しないようにしなければならない - その一環として、スマホの初期設定やOSアップデート後に
「ブラウザ」「検索エンジン」を選ぶ画面(チョイススクリーン)が
順次表示されていく
例:
- iOS 26.2 以降のiPhoneでは、
初回起動やアップデート後に「デフォルトブラウザを選ぶ画面」が表示され、
Safari / Chrome / Edge / Brave / DuckDuckGo などから選べるようになると案内されています。 - その後で「検索エンジンを選ぶ画面」が出て、
Google / Yahoo / Bing / DuckDuckGo / Ecosia などから選択できます。
昔は「最初から入っているSafari/Chrome一択」でしたが、
これからは自分で選ぶ前提の時代になっていきそうです。
2.ブラウザ選びの基本はこの3つだけでOK
ブラウザは本気でこだわり出すと
機能が無限にあって沼にハマるので(笑)、
ひとまず 3つだけ 見ればOKです。
- セキュリティ・信頼性
- 使いやすさ・慣れやすさ
- プライバシー(どれくらい追跡されるか)
順番に、ざっくり見ていきます。
2-1. セキュリティ・信頼性
セキュリティ的な安心感でいうと、
まずは 「OSを作っている会社のブラウザ」 が強いです。
- iPhone → Safari
- Android → Chrome(Google製)
この2つは、
- アップデートの頻度が高い
- OSとの相性がよく、動作も安定しやすい
という意味で、
「よくわからないけど、変なものは入れたくない」という人には
最初の候補になります。
「特にこだわりはない。安全寄りで任せたい」
という人は、
iPhoneなら Safari
Androidなら Chrome
を選んでおけば、大きく失敗はしにくいです。
2-2. 使いやすさ・慣れやすさ
次に大事なのが、日々の操作のしやすさ。
- アドレスバー(検索するところ)の位置
- 戻る/タブのボタンの配置
- 表示の速さ・もたつき具合
- PCとの同期(ブックマークや履歴が共有できるか)
などが、人によって「合う・合わない」があります。
こんなときはこの選び方
- PCでもChromeを使っている
→ スマホもChromeにすると、
ブックマーク・パスワードがほぼ自動で同期されてラク。 - Windows PC+Microsoft 365をよく使う
→ Edgeをメインにすると、
Office系との連携がスムーズな場面が増えます。 - Apple製品で統一している(iPhone+iPad+Mac)
→ Safariメインだと、
タブ・履歴・パスワードなどが自然に連携されます。
2-3. プライバシーをどこまで重視するか
最近は、「追跡されすぎるのはちょっとイヤ…」という人も増えています。
その場合は、
- Brave
- DuckDuckGo Browser
- Firefox(または Firefox Focus)
といった、
トラッキング防止・広告ブロックを強めにしているブラウザも選択肢です。
ただし、
- 一部サイトでレイアウトが崩れる
- ログインがうまくいかないサービスがある
など、少し“クセ”があることもあるので、
メインは Safari/Chrome、
プライバシー用に Brave や DuckDuckGo をサブで入れておく
という「2刀流」もおすすめです。
3.タイプ別:ざっくりブラウザおすすめ
ここまでをざっくり整理すると、
こんな感じで選ぶとわかりやすいです。
3-1. とりあえず失敗したくない人
- iPhone:Safari
- Android:Chrome
理由:
- OSとの相性がよく、トラブルが少ない
- 困ったときに検索すると情報がたくさん出てくる
3-2. 広告や追跡をできるだけ減らしたい人
- Brave
- DuckDuckGo Browser
- (+必要に応じて Safari/Chrome をサブで)
ポイント:
- 追跡防止機能が強め
- 自動で広告をかなりブロックしてくれる設定も
「普通のブラウザだと、広告やおすすめ表示が多すぎて疲れる…」
という人は、1度試してみる価値ありです。
3-3. PCとの連携を最優先したい人
- PCがChrome → スマホもChrome
- PCがEdge → スマホもEdge
- PCがFirefox → スマホもFirefox
ブックマークやパスワードが
PCとスマホで同じになるので、
- ネットバンク
- クレカサイト
- よく使う仕事用ツール
などのログインが、かなりラクになります。
4.検索エンジンもセットで考える
チョイススクリーンでは、
ブラウザだけでなく検索エンジンも選ぶようになります。
ざっくり特徴だけ知っておけばOKです。
- Google
→ とりあえず迷ったらこれ。情報量と精度のバランスが良い。 - Yahoo! JAPAN
→ 日本向けのニュース・トピックに強い。
(裏側の検索エンジンは多くがGoogleベース) - Bing
→ Microsoftサービスとの連携をよく使う人向け。 - DuckDuckGo
→ プライバシー重視。検索履歴を極力残したくない人に。 - Ecosia
→ 広告収益の一部で植林活動をする検索エンジン。
ブラウザ × 検索エンジンの組み合わせは自由なので、
- iPhone+Safari+Google
- Android+Chrome+Google
- Brave+DuckDuckGo
- Safari+Ecosia
など、自分の価値観で決めてOKです。
5.家族で「困ったときのルール」を決めておくと安心
これからは、
スマホの初期設定やアップデートのたびに
チョイススクリーンが出てくる可能性があります。
機械が苦手な家族(特に子ども・祖父母世代)には、
ざっくり家族ルールを決めておくと安心です。
例:
- 「ブラウザは、迷ったら Safari(or Chrome)を選んでOK」
- 「変な名前のブラウザは選ばず、わからなければ一度LINEして」
- 「検索エンジンは、迷ったら Google/Yahoo! のどちらかにしておけば大丈夫」
こう決めておくだけで、
「よくわからないボタンを押してしまって、
変な画面になった気がする…」
という不安をかなり減らせます。
6.まとめ:正解は1つじゃないけれど、“自分の軸”を決めておく
- スマホ新法の影響で、
スマホのブラウザ・検索エンジンは
自分で選ぶ時代になりつつあります。 - 難しく考えず、
まずは セキュリティ・使いやすさ・プライバシー の
3つの視点だけ押さえておけば十分です。 - 迷ったら
- iPhone:Safari
- Android:Chrome
を起点に、
物足りなくなったら Brave や DuckDuckGo なども試してみる。
「どれが一番“正しい”か」ではなく、
自分と家族がストレスなく使えるかどうかを基準に
ゆるく選んでいきましょう。
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