アプリやブラウザは“選ぶ時代”へ。12月18日施行「スマホ新法」で何が変わる?

サブスク・アプリ

2025年12月18日、「スマホソフトウェア競争促進法(いわゆるスマホ新法)」がいよいよ本格スタートします。

ニュースでは「チョイススクリーン」「ブラウザや検索エンジンを選べるようになる」といった言葉が出てきますが、

  • 結局、私たちのスマホ生活はどう変わるの?
  • 一般ユーザーには、どんな影響があるの?

このあたりを、3分で把握できるざっくり整理版としてまとめておきます。


1. 結論:「“勝手に決まっていたもの”を、自分で選び直せる法改正」

スマホ新法を、超ざっくり一言でまとめると

これまでスマホに最初から勝手に決まっていた
ブラウザ・検索エンジン・アプリまわりを、
利用者が自分で選び直せるようにする法律

です。

特にポイントになるのは次の2つ。

  1. スマホの初期設定やOSアップデート後に、
    ブラウザや検索エンジンを選ぶ画面(チョイススクリーン)が出てくる
  2. 一部の大手プラットフォーム事業者に対して、
    特定のアプリだけを優遇したり、他社の参入を妨げる行為を制限する

難しい法律の話に見えますが、利用者目線で言うと

「Safari/Chrome一択じゃなくてOK。
他のブラウザや検索エンジンも、もっと選びやすくなる」

という方向へのルール変更だと思っておけば大丈夫です。


2. 何が変わる?スマホ新法の生活者目線のポイント

① 初期設定時に「チョイススクリーン」が出てくる

スマホ新法の目玉が、チョイススクリーンと呼ばれる画面です。

今後、スマホを初期設定する時や、対象OSへのアップデート後に

  • どのブラウザを使う?
  • どの検索エンジンを使う?

といった選択画面が表示されるようになります。

これまでは

  • iPhone → Safari+Appleの検索設定
  • Android → Chrome+Google検索

がほぼ自動で決まっていたのに対して、今後は

  • Edge / Firefox など、他社ブラウザ
  • Google / Bing / Yahoo! など、複数の検索エンジン

も候補として並びやすくなる、というイメージです。

② プラットフォームの「ひいき・締め出し」にブレーキ

新法では、一部の大手プラットフォーム事業者を「特定ソフトウェア事業者」として指定し、

  • 自社アプリだけを有利に表示しすぎる
  • 他社のアプリストアを事実上締め出す
  • 開発者に不利な契約を一方的に押しつける

といった行為に、細かいルールを設けて監視することになりました。

アプリ事業者や開発者は、公正取引委員会の相談窓口に通報できる仕組みも用意されています。


3. 一般ユーザー目線でのメリット・デメリット

メリット

  • ブラウザや検索エンジンを選びやすくなる
    → 広告やトラッキングが少ないブラウザを選ぶ、など“プチ節約&プライバシー対策”がしやすくなります。
  • 新しいアプリやサービスが出てきやすくなる土台づくり
    → 競争が進めば「安くて便利なサブスク」「広告が少ないSNS」などが出てくる可能性も。

デメリット(というか「ひと手間」)

  • 初期設定やアップデートのあとに、
    「どれを選びますか?」という画面が増える
  • なんとなく選んでしまうと、
    「いつもの検索結果の雰囲気が違う」「お気に入りの拡張機能が使えない」など、
    ちょっとした違和感が出るかもしれません。

✔ 迷ったら
とりあえず「これまで使っていたブラウザ・検索エンジン」を選べばOK。
落ち着いてから、家族や詳しい人と一緒に見直しても大丈夫です。


4. どう備える?今日からできる“3つのチェック”

  1. いま自分が使っているブラウザ・検索エンジンの名前を確認する
    • iPhoneなら「設定 → Safari」付近
    • Androidなら「設定 → アプリ → デフォルトアプリ」など
  2. 家族の分も含めて「何を選ぶか」の方針をざっくり決めておく
    • 例:「とりあえず今と同じでOK」「子ども用はフィルターが強い検索エンジンに」など
  3. アップデート後に出てくる“選択画面”には、あわててOKを押さない 「よくわからない…」と思ったら、一度キャンセルしてから
    後で落ち着いて設定画面から選び直すのもアリです。

まとめ:スマホ新法は「すぐに生活激変」ではなく、“選び直すチャンス”の法律

  • 2025年12月18日、「スマホソフトウェア競争促進法(スマホ新法)」が施行される
  • スマホ初期設定やアップデート後にチョイススクリーンが表示され、
    ブラウザや検索エンジンをユーザー自身が選び直せるようになる
  • 大手プラットフォームによるひいき・締め出しにブレーキをかけ、
    長い目で見ると「便利で公平なアプリ市場」を目指す流れ

今すぐ大きく困るものではありませんが、

「なんとなく決まっていた設定を、一度立ち止まって見直す」

いいきっかけにはなりそうです。
これからも、スマホまわりのちょっとややこしいニュースは、
このブログで3分でわかる形に翻訳していきますね。

あわせて読みたい:

タイトルとURLをコピーしました