結論:Copilotが出てこないときは、「アカウント→ライセンス→アプリの状態」の順でチェック
Word/Excelの画面に
「AI」や「Copilot」のボタンが出てこないとき、
- パソコンの不具合?
- Excelの設定がおかしい?
- それとも、自分だけ対象外…?
とモヤっとしますよね。
結論から言うと、
Copilotが使えない原因のほとんどは「アカウント」「契約プラン」「アプリの状態」のどこかに理由があります。
この記事では、
- Copilotが出てこない/グレーアウトしている
- Wordだけ使える/Excelだけ使えない
- そもそもリボンにボタンが見当たらない
というときに、今日チェックしたいポイントを5つにしぼって整理します。
1.そもそも「Copilot対応のアカウントかどうか」を確認
まずいちばん大事なのが、
ログインしているMicrosoftアカウントが、Copilot対応のプランかどうかです。
① 無料版のOffice/古い買い切り版では、AIが使えないことも
- 無料の「Office Online」だけを使っている
- 昔インストールした買い切り版(Office 2019など)をそのまま使っている
こういった環境では、
- そもそもCopilotボタンが出てこない
- 一部のAI機能だけ制限されている
といったことがありえます。
② Microsoftアカウントはどれでサインインしている?
- 自分個人のMicrosoftアカウント
- 会社や学校から付与されたアカウント
どのアカウントでサインインしているかによっても、
使える機能が変わることがあります。
例:
- 会社アカウントにはCopilotが含まれているけれど、
自宅PCでは別の個人アカウントでサインインしている - 逆に、会社側でCopilotをまだ導入しておらず、
ボタンが表示されないように設定されている
というパターンもあります。
2.契約プラン(ライセンス)でCopilotが含まれているか
次に見るべきなのが、どのMicrosoft 365のプランを契約しているかです。
③ 「Copilot付きプラン」になっているかどうか
最近は、
- 個人向けの Copilot Pro
- 仕事向けの Copilot for Microsoft 365
- それ以外の、従来どおりのMicrosoft 365(Personal/Familyなど)
といった感じで、プランが細かく分かれてきています。
Copilotの有無で、
- Word/Excel内にAIボタンが出る
- Copilotのチャットだけ使える/Officeアプリ内は非対応
など、挙動が変わるケースもあります。
「Copilotも含まれているMicrosoft 365なのか?」
「ブラウザ上のCopilotだけなのか?」
一度、契約時のメールや管理画面で確認してみるとスッキリします。
3.アプリの場所で違う:「Web版」「デスクトップ版」「モバイル版」
同じWord/Excelでも、
- ブラウザから開くWeb版
- パソコンにインストールしてあるデスクトップ版
- スマホ・タブレットのアプリ版
など、いろいろな入り口があります。
④ 「どのWord/Excelで試しているのか」を整理する
Copilotの実装状況は、
- まずはWeb版や一部のデスクトップ版に先行
- モバイル版は機能が限られている
といった形で、段階的に広がっていくことが多いです。
もし、
- ブラウザ版のWord/ExcelにはCopilotが出るのに、
デスクトップ版には出ない - 逆に、職場のPCでは使えるのに、自宅PCでは出ない
といった状況なら、
「そもそもそのアプリ(環境)は、Copilot対象になっているのか?」
という視点で確認してみると、原因の切り分けがしやすくなります。
4.アプリ自体が古い/更新されていない
Word/Excelを長く使っていると、
アプリの更新だけ止まっていることもあります。
⑤ Officeのアップデート状況を確認する
- 自動更新がオフになっている
- 会社のPCで、IT管理者が更新タイミングを制御している
などの理由で、AI機能が追加される前のバージョンのまま、
ということもありえます。
対策としては:
- 「アカウント」や「Officeの更新」メニューから、最新版への更新を確認
- 会社PCの場合は、IT担当者に「現在のバージョンと、Copilot導入の予定」を聞いてみる
などが現実的です。
5.ボタンはあるのに使えないときのチェックポイント
「Copilot」や「AI」のボタン自体はあるのに、
- グレーアウトして押せない
- 押してもエラーが出る
- 一部のファイルだけ動かない
というパターンもあります。
その場合にチェックしたいのは、次のあたりです。
5-1. ファイルの保存場所
- クラウド(OneDrive/SharePoint)に保存されているか
- ローカル(自分のPCの中だけ)にあるファイルか
AIがうまく動かないとき、
クラウド側に保存し直したら動いたというケースもあります。
5-2. 保護ビュー/編集制限がかかっていないか
- メールで受け取ったファイルを開いたときの「保護ビュー」
- 「編集の有効化」を押していない状態
- パスワード付き・編集制限付きのファイル
このような状態だと、AI機能も制限されることがあります。
5-3. 組織のポリシーで制限されている場合
会社や学校のアカウントで使っている場合は、
- 組織のセキュリティポリシーで、一部のAI機能がオフにされている
- 個人情報の扱いの観点から、Copilotの利用範囲が絞られている
といった可能性もあります。
この場合は、自分の操作だけではどうにもならないので、
管理者に状況を確認するしかありません。
6.「自分でできること」と「専門家に聞くライン」
ここまでのチェックをしてみても原因が分からないときは、
- Microsoft公式のヘルプ/サポートページ
- 契約しているプランのサポート窓口
- 会社や学校のIT担当
などに、状況を整理して相談するラインに来ている可能性が高いです。
そのときは、メモとして:
- 使っている端末(Windows/Mac/iPhone/Android)
- アプリの種類(Web版/デスクトップ版/モバイル版)
- 契約プラン(個人向け/仕事向け、Copilot付きかどうか)
- すでに試したこと
を簡単にまとめておくと、話が早く進みやすくなります。
まとめ:原因の多くは「アカウント・プラン・アプリの状態」にある
- Word/ExcelでCopilot(AI)が使えないときは、
パソコンの故障ではなく、「アカウント」「契約プラン」「アプリのバージョン」が原因になっていることが多いです。 - まずは、
- どのアカウントでサインインしているか
- Copilot付きのプランかどうか
- 使っているのはWeb版/デスクトップ版のどちらか
- アプリやOSが最新かどうか
を順番にチェックしてみてください。
- そのうえで、ボタンがグレーアウトしているときは、
ファイルの保存場所や編集制限、組織のルールも視野に入れて原因を探っていきましょう。
原因の切り分けができると、
「私だけ使えないのかな…?」という不安が減って、
必要なサポートにもたどり着きやすくなります。
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